カオヤイ国立公園に1泊して夜はバーベキューパーティー

今回は、バンコクから北東へ200km、車で3時間の距離にあるタイ最古の国立公園
カオヤイ国立公園
(อุทยานแห่งชาติเขาใหญ่)を紹介する。
世界自然遺産に登録されているカオヤイ国立公園はとても広大で8割が森林で覆われており多くのトレッキングコース、滝、キャンプ場がある。
また、野生のゾウや野鳥などの動物を見ることができ、夜にはナイトサファリを楽しめる。
ナイトサファリについては、こちらの記事で紹介しているので、興味のある方は読んでください。
今回は、カオヤイ国立公園内にあるバンガローに宿泊し、キャンプ場でバーべーキューをしてきた。
出来事
カオヤイ国立公園入口

カオヤイ国立公園はとても広いのでほとんどの人は車で入園する。
サラパオは、自家用車で入園した。
カオヤイ国立公園の入場料は大人はタイ人40バーツ、タイ人以外400バーツ。
子供はタイ人20バーツ、タイ人以外200バーツ。
車は50バーツ。
ジャオポー・カオヤイ神社(ประวัติศาลเจ้าพ่อเขาใหญ่)

カオヤイ国立公園の出入口を抜けるとすぐ右手に象の石像がたくさん見えてくる。

象の石像は一体一体形が異なり細部までかなり作りこまれている。

石段を登ると奥にある祠。
祠の周りにはニワトリ、象、馬などの動物の置物が祀られている。

境内には祀られているたくさんの動物の置物。
全体的にはニワトリと象の置物が多い。


お祈りをする人たち。
とても有名な神社で、メロンなどのフルーツ、花、飲み物などのお供え物が絶えることはない。
サラパオも線香をお供えした。

何の効果があるのかは知らないが、境内にある銅鑼(どら)を鳴らす。
世界遺産登録の記念碑

ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯が2005年にユネスコの世界遺産に登録された記念碑。

記念碑がある場所はカオヤイ国立公園出入口から車で登坂を15分ほど登ったところにある、最初のビューポイント。
カオヤイ・ビジターセンター(Khao Yai Visitor Center)

今晩はカオヤイ国立公園にあるバンガローに泊まるため、カオヤイ・ビジターセンターで事前にインターネットで予約しておいたバンガローにチェックイン。
宿泊費は指定の口座へ事前に入金済み。
バンガローのお問い合わせや予約は下記からできる。
バンガローは11月-3月のハイシーズンはとても人気があるので事前に予約を入れた方が良い。
電話:+66 2 562 0760
ホームページ(英語):http://www.dnp.go.th
カオヤイ国立公園のホームページは英語メニューはあるが、内容のほとんどは英語に対応していないため、タイ語が分からないとバンガローの予約は困難。

受付で今晩宿泊するバンガローへの地図とバンガローのカギを受け取る。
カオヤイ・ビジターセンターでは、カオヤイ国立公園の地図がをもらえる他、カオヤイ国立公園に関する情報や、バンガローやナイトサファリの予約ができる。
ここには英語が堪能なスタッフもいるもようなので、情報収集やバンガローの予約をしたい方は寄ってみるとよいだろう。

宿泊可能なバンガローの情報はカオヤイ・ビジターセンターで確認可能。
写真のバンガローはサラパオが今晩宿泊するバンガロー。
リビングルーム 1部屋、寝室 2部屋、バスルーム 2部屋、1泊3,000バーツ。

バンガローの地図。

カオヤイ・ビジターセンターの自転車のレンタル料は1時間50バーツ、1日200バーツ。

カオヤイ・ビジターセンターにあるカフェ。
カフェはテラス席のみで、柵の下には川が流れている。

メニューには各種コーヒーとケーキなどがある。
カオヤイ・ビジターセンターの近くには、ゴーンゲーン自然トレッキングコース(เส้นทางศึกษาธรรมชาติกองแก้ง)もあり、カオヤイ・ビジターセンター周辺だけでもそれなりに楽しめる。
バンガローに宿泊

今晩宿泊するバンガロー。
リビングルーム 1部屋、寝室 2部屋、バスルーム 2部屋、1泊3,000バーツ。
サラパオはAISを使っているのだが、バンガローではスマートホンでインターネットができた。

寝室は広い。
それぞれの寝室には大きなクロゼットと大きな鏡付きの化粧台がある。
部屋にはエアコンは無いが、バンガローは標高の高いところにあるので涼しい。
部屋にある窓を開けてるとそよ風が入ってきて気持ちいい。
窓には金網がついているが、猿が多いので外出するときは飲食物は全て目につかないところに片して窓は全て閉じてロックすること。

寝室に潜り込んできたヤモリ。
夜になると獣や虫の鳴き声があたりから聞こえてきて不思議な気分。

バスルーム。
トイレのシャワーはちゃんと出るし水の流れも良い。

アメニティーはシャンプー、トリートメント、石鹸。
トイレットペーパーは無し。
大きなバスタオルが4枚ある。
トイレの水力は弱いので、トイレットペーパーは基本的にトイレには流さず近くにあるごみ箱に捨ててください。

リビングルームに置いてあった電気ポットとコップ、皿、スプーン、フォーク。
1日4本の水の瓶が無料で貰える。
その他、野菜や調味料などは外から持ち込んだ。
野菜は、カオヤイ国立公園に入園する前にカオヤイのファームマーケットで購入した。
妻が、持ち込んだ電気調理器と食材で朝食を作ってくれた。
バンガロー内およびその付近での料理は禁止されているので、皆さんは真似しないように。
停電が多いからだろうか、ロウソクが数本置いてあった。
また、ゴキブリがよくでるのか、殺虫剤もあった。

リビングルームには電気ポットの他に冷蔵庫、テレビ、ソファー、テーブルがある。
テレビをつけてソファーに座りながら朝食を食べた。
テレビの映りはあまりよくないが、ちゃんと見れる。
バンガローを利用する際の注意事項は以下の通り。
- チェックアプトは11:00まで、カギはカオヤイ・ビジターセンターに返却すること
- 大きな音を立てないこと
- ギャンブルや麻薬はやらないこと
- バンガロー内及びその近辺で料理をしないこと
- 音楽を流さないこと
- 動物に飲食物を与えないこと(与えたら罰金500バーツ)
- 食べ物をバンガローの外に置かないこと
- バンガロー近辺でテントを張らないこと

園内には他にも多くのバンガローがあるが、サラパオが宿泊したバンガローは他のバンガローとの距離がありメイン道路からも離れているので静かで快適だった。
景色もきれいで贅沢な時間を過ごすことができて大満足。
ラムタコーン・キャンプ場(ที่กางเต็นท์ลำตะคอง)でバーベキュー

バンガローで一休みした後、ラムタコーン・キャンプ場へバーベキューをやりに来た。
まずは、キャンプ場のオフィスでコンロや金網などの用具をレンタルする。
キャンプ場には電気コンセントから電気を無料で取れるし、シャワー付きの水洗トイレやシャワー室もあるので安心。

レンタル料は、コンロ 30バーツ、金網 30バーツ。
キャンプをしたければ、キャンプ、寝袋、枕などもレンタルできる。
レンタルした用具は翌日12:00までに返却しないといけない。

キャンプ場がある場所は木々に囲まれ小川が流れる平原。

鹿、猿、小鳥などが見られる。
このキャンプ場に現れる鹿は人馴れしている鹿が多く鹿を触っている人もいた。


バーベキュー、カレー、焼肉などを調理。

料理が多すぎて食べきれなかったので、キャンプに来ていた軍事学校の学生達におすそ分けをしたら一緒に食事をしようということになった。

学生たちは男の子ばかりで女の子はいなかったが、明らかにおかまのような学生が何名かいた。
彼らの中でとてもノリの良いおかまの学生がいてスバルなど日本の演歌を熱唱してくれて大盛り上がり。
学生達は高校生だと思われる。

持ち込んだ酒を飲みながら自然の中で食べる食事は格別!
キャンプ場での飲酒は禁止されている。

学生さん達からお礼として、野菜、コームヤーン、焼き魚、密造酒などのおすそ分けを頂く。
バンガローに置いてあったロウソクが大活躍。

キャンプ場で出た生ごみは金網に囲まれたゴミ捨て場に捨てましょう。
キャンプに興味のある方は、タイ北部のカオコーにあるキャンプ場もおすすめです。
ウェースワット滝(น้ำตกเหวสุวัต)

ウェースワット滝は、レオナルド・ディカプリオ主演映画「ザ・ビーチ」の撮影が行われた滝として有名。
高さはないが水量は多く近くまで近寄れるので迫力はある。
駐車場から石段を下り滝を観光して戻ってくるまでの所要時間は40分ほど。
パーディアオダーイ自然トレッキングコース(เส้นทางศึกษาธรรมชาติผาเดียวดาย)

パーディアオダーイ自然トレッキングコースの目玉はこの壮大な眺めの峡谷(きょうこく)。

絶壁の淵には柵などは無く黄色い線が引かれているのみ。
突風でも吹いて足を踏み外したらほとんど助かることはないでしょう。
自然公園には老朽化した木造の建物やつり橋があるが、タイの安全意識は日本と比較すると低いし法治国家としても未熟なので何をするのも自己責任。
トレッキングコースうっそうと茂った木々の中を進む急配ゆるいくコース。
コースは整備されており、徒歩40分ほどの道のり。
カーオキアオ(เขาเขียว)

カーオキアオは、妻の話ではカオヤイ国立公園で一番高いところらしい。
標高は4,233フィート(1,290メートル)で空軍管轄地のため入場するには兵隊がいるゲートを通過する必要がある。
妻の説明では空軍の電波塔が立っており様々な電波を傍受しているらしい。

空軍のカフェでコーヒーを購入する。

コーヒーは各種35バーツ、他にカップヌードルやアイス、お菓子などが販売されている。
ノーンパックチー動物観察やぐら(หอดูสัตร์หนองผักชี)

ノーンパックチー動物観察やぐらへの道のりは往復40分。
コースの両サイドは広大な平原。
周りに木々はほとんどなく直射日光が当たるため早朝か夕方など火が高くない時間帯に行くことをおすすめする。

歩くこと15分、観察やぐらに到着。
観察やぐらの床下には小鳥の巣があり母鳥が子にエサを与えていた。

観察やぐらの部屋は広く清掃もいきわたっておりしっかりした作り。

観察やぐら前方にある池。
動物たちの水飲み場になっており、運が良ければ、象、きつね、ハリネズミ、鹿、水牛、猪などが見れるらしい。
サラパオ達は数十分動物が出現するのを待っていたが、残念ながら動物を見ることはできなかった。
最後に一言
今回は、カオヤイ国立公園のバンガローやキャンプ場の様子をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
今回のサラパオポイントは10点。(全10点満点)
カオヤイ国立公園には何回か行っているが、公園内で宿泊やバーベキューをしたのは今回が初めてでとても貴重で楽しい思い出になった。
スケジュールの都合のため、今期は園内では1泊しかできなかったが今度は最低2泊以上はしたい。
カオヤイ国立公園はとても広大で見どころが多いので、自然好きの人には一押しの観光スポット!!
基本情報
公園:カオヤイ国立公園(อุทยานแห่งชาติเขาใหญ่)
入園料:
大人はタイ人40バーツ、タイ人以外400バーツ
子供はタイ人20バーツ、タイ人以外200バーツ
車は50バーツ
住所:
Khao Yai National Park, Tambon Hin Tung, Amphoe Mueang Nakhon Nayok, Chang Wat Nakhon Nayok 26000
駐車場:有
電話:+66 86 092 6527
営業時間:6:00 - 18:00
定休日:無
ホームページ(タイ語):http://www.khaoyainationalpark.com
地図
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